赤しそドリンクのできるまで

3回目 ラベルデザインは大切なのだ

デザインを決めて行く前にまずは、商品自体をみなおすことをはじめました。

とは言っても、赤しそはシーズンがかなり短く
試作商品を作るまで時間はほどんどありません。
しかも一発勝負!!

まずは、製造をお願いするボトリング会社へ。

P1200298

前回のペットボトルの経緯や製造工程の説明を聞き、可能なパッケージを検討。
事前の協議会では、紙パックの提案が好評だったのですが
こちらのボトリング会社ではできないということで却下。
ペットボトルに関しては、ラベルやパッケージをのことを考えると
真夏の販売には時間的に厳しいということで
予算や製造期間を考えると可能なものは瓶ということになりました。

決まった瓶は下記。

決定_瓶

スリムなスタイリシュな瓶に決まりました。
今までの協議会の反応等をみて、瓶用のラベルデザインを提案。

◆ラベルデザイン提案

瓶ラベルデザイン
瓶ラベルデザイン02
瓶ラベルデザイン03

瓶に合わせ少しスタイリッシュ感を意識してデザインしました。
ただ、あくまでも、農産物の加工品、遠賀町の特産品になるもの。
あまりにもスタイリッシュ色が強くてもだめなのでは。
あくまでも、「売りやすく、売れるデザインを!」ということで協議の結果、以下のデザインに決まりました。

赤しそ最終デザイン
赤しそ最終デザイン

遠賀の「遠」のまわりを取り囲む3つの輪は遠賀町を象徴する「遠賀川」を
イメージし、その周りに特産である赤しそを配置。
特産物の種類ごとにその特産のイラストを配置することにより
遠賀町の特産物のイメージを統一。
一目瞭然に遠賀町ブランドであることを認識できるようなロゴマークとしました。

3つの輪は広がる波紋をイメージし、町内の方や日本いや世界へ
広がっていくようにという意味も込めています。

ポイントは農産物の加工品であるけど、田舎っぽさではなく
素朴で末永く愛され続けるロゴに仕上げたところにあります。

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