2014年遠賀町の特産物「遠賀逸品」をブランディング。
赤しそドリンクの商品化から販売、そして完売までをまとめてみました。
6次産業への取り組みを目指している方、是非、ごらんください。
目次
- 1回目 出会いは突然に!
- 2回目 商品化への道 怒涛の提案
- 3回目 ラベルデザインは大切なのだ
- 4回目 テーブルテストにも参加します
- 5回目 赤しそドリンクの収穫はめっちゃ早いぞ!
- 6回目 販売は組み合わせが大切です!
- 7回目 知ってもらうにはこれだけ必要です
- 8回目 PR活動開始!
- 9回目 これまでのまとめ
1回目 出会いは突然に!
キューブネットと遠賀町農産物ブランド化推進協議会さまとの出会いは、県が主催する『平成25年度 ふくおか「農と商工の自慢の逸品」展示商談会』でした。
遠賀町の特産物として「菜種油」と「おんがの赤しそ」を展示されていました。
ブースにいらっしゃた担当者の方が「売れなくて苦戦しているんですよね」ということで、その場は名刺交換させていただきました。
後日、電話でご連絡いただき、26年度の商品開発を再度検討しているので
お手伝いいただけませんかという依頼をうけました。
10日ほど時間をいただき赤しそドリンクのデザインを提案。
当社では、綿密な打ち合わせをした後にデザインをするのではなく
おおまかな打ち合わせをしたあと、すぐにデザインを提案します。
これは、まず、商品をデザインすることで、商品価値が高まるということをわかっていただくためです。
これはデザイン会社にとってはかなりのリスクです。
提案・契約がボツになってしまうと、デザイン収入は0ですから…
しかし、クライアントの方の大半は、デザインというものがどういう意味をなし、価値があるのかをわかっていない場合が多く、まずは、そこを理解していただくことが大切だと思っています。
デザインして実際に見ていただくことで、ブランディングの大切さをわかっていただき、理解を深め商品化をすすめるというスタイルを取っています。
さらに、商品価値を高めるために、『ドリンク』としてだけでなく、調味料や料理の素材としての販売イメージも提案しました。
今回、赤しそドリンクは、すし酢やゼリー、どら焼きの素材にも活用できるのでは?ということを提案しました。