2014年遠賀町の特産物「遠賀逸品」をブランディング。
赤しそドリンクの商品化から販売、そして完売までをまとめてみました。
6次産業への取り組みを目指している方、是非、ごらんください。

目次

1回目 出会いは突然に!

キューブネットと遠賀町農産物ブランド化推進協議会さまとの出会いは、県が主催する『平成25年度 ふくおか「農と商工の自慢の逸品」展示商談会』でした。

商談会
旧菜種油
リニューアル前の菜種油
旧赤しそドリンク
リニューアル前の赤しそドリンク

遠賀町の特産物として「菜種油」と「おんがの赤しそ」を展示されていました。
ブースにいらっしゃた担当者の方が「売れなくて苦戦しているんですよね」ということで、その場は名刺交換させていただきました。
後日、電話でご連絡いただき、26年度の商品開発を再度検討しているので
お手伝いいただけませんかという依頼をうけました。

10日ほど時間をいただき赤しそドリンクのデザインを提案。

当社では、綿密な打ち合わせをした後にデザインをするのではなく
おおまかな打ち合わせをしたあと、すぐにデザインを提案します。
これは、まず、商品をデザインすることで、商品価値が高まるということをわかっていただくためです。

これはデザイン会社にとってはかなりのリスクです。
提案・契約がボツになってしまうと、デザイン収入は0ですから…

しかし、クライアントの方の大半は、デザインというものがどういう意味をなし、価値があるのかをわかっていない場合が多く、まずは、そこを理解していただくことが大切だと思っています。

デザインして実際に見ていただくことで、ブランディングの大切さをわかっていただき、理解を深め商品化をすすめるというスタイルを取っています。

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さらに、商品価値を高めるために、『ドリンク』としてだけでなく、調味料や料理の素材としての販売イメージも提案しました。

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今回、赤しそドリンクは、すし酢やゼリー、どら焼きの素材にも活用できるのでは?ということを提案しました。

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