JA北九若菜会、水切りトマトの『塩ジャム』完成!! まとめ編
今回の『塩のジャム』完成まで約半年間。
いろいろと苦労したことも多かったのですが、
商品としてもいいものができて、販売も好調でホッとしています。
今回、一番のポイントは『価格の設定』。
『塩のジャム 若松水切りトマト』は140gで1,080円(税込)で販売しています。
正直言って、価格だけみると高いと思います。
しかし、1本で8個程度の水切りトマトを使っているこの商品。
通常、1個120円~150円前後はするトマトを8個使っているので
単純に考えるとトマトだけで960~1200円。
加工にも手間暇かけ、瓶やラベル、販促資材を考えると
決して高い設定ではないのです。
6次産業の商品化を行うときいつも問題になることなのですが、
本当はそのままの農作物がたくさん売れた方が農家としては
利益が多いことです。
手間暇かけ作った商品を販売苦戦して、大赤字!ってことよくあるんです。
農家の収益を上げるために国の施策として取り組まれている6次産業。
確かに補助金も出て、立ち上げのときはいいのですが
本当に事業化することはとても難しいと思います。
なんとか、解決できないものかと試行錯誤していますが
なかなか打壊できなのが現状です。
一番の問題が販売ルートの確立。
やっぱり、売れない、売り先がないが課題です。
なんとか、そこの開拓ができればと思案中です。
今期中にそこは確立できるようにがんばっているところです。
そんな6次産業苦戦中でもがんばって事業を続けているJA北九若菜会『かっぱ工房』さん。
野菜ジャムに続き、『塩のジャム』や新シリーズのブランド化で
さらに良い収益構造ができればと思っています。
地元に根ざす6次産業として、成功モデルが作ることが
キューブネットの今後の目標です!