農家が抱える問題

日々市況によって価格が大きく変わる農産物。近年では気候の変動により豪雨に見舞われたりと価格の安定しない中、変わらない苗代や肥料代、高価な農業機械にメンテナンス代など、農家を取り巻く環境は厳しさを増しています。

しかし、日本の食料自給率は長年に渡り減少傾向にあります。
良いものを作っていればそれだけで消費者に受け入れられる時代ではなくなりました。

農作物のトレーサビリティ情報。農作物が生産される地域の認知を高める工夫や、その地域ブランドを活用した加工品販売など、より差別化の時代へ突入しています。

農産物を適正価格で消費者に届けるために

現在では小規模な生産者でも直売所や、スーパーなどに独自に販路を確保することが容易にできるようになりました。またホームページやSNSを活用して、ファンを作り直接販売することも可能です。
そうした時、何が必要なのでしょうか?
ネーミングやロゴ、それを知ってもらうためのPOPやPR用のツールがあれば、より商品のことを知ってもらいやすくなります。

直売所で商品でも、シールが一つ貼っているだけで差別化を図ることは可能です。消費者は価格には敏感ですが、野菜の品質や作られ方は案外知らないものです。逆に生産者は作り手側としてそのこだわりを伝えずにこれまで来ました。きちんと伝えて適正価格で購入してもらうためにも、商品に情報を付加していくことは大切なことだと考えます。

もちは餅屋に任せて

しかし、農産物を作りながらの、慣れないデザインや、POP、リーフレット、販路拡大するために必要なパッケージ、のぼり等の製作に生産者のみなさんが時間を割くことは非効率です。

私たちはこれまで20年以上デザインを通じ生産者の皆様のお役に立ってまいりました。これからもキューブネットは生産者の皆様が販路拡大の為に必要なものをデザインと情報で応援します。